「天神祭」は東京の神田祭、京都の祇園祭とともに「日本三大祭り」の一つと言われ、 2日間の祭り期間中に毎年130万人もの人が訪れることで、天神橋筋でも最も大きなイベントの一つであります。
天暦5年(951)に社頭の浜から神鉾を流し、流れついた浜に斎場を設け、「みそぎ」を行ないました。 その折、神領民や崇敬者が船を仕立てて奉迎したのが天神祭の始まりとされ、一千年の歴史を誇っています。 菅原道真公の命日にちなんで毎年、宵宮が7月24日、本宮が翌7月25日に定められ、賑やかに行われます。
期間中にはいろんなイベントが陸・川でおこなわれます。 「鉾流神事」神鉾講より推挙された大阪市立西天満小学校の6年生の男子の神童によって鉾流橋の水上より鉾を流す。 「陸渡御(りくとぎょ)」祭のメインイベントの一つ。船渡御の乗船場までの神輿渡御に随伴して約4キロを約3000人が行列する。 「船渡御」陸渡御につづいてメインイベントの一つ。船は4種類に分けられ、天神橋のたもとから出航して大川を遡り、反転して下ります。 「天神祭奉納花火」大川に約100隻の大船団が繰り出され、夜空に約4000発の花火が祭りのフィナーレを飾ります。